こんにちは!車に乗るなら一度は経験するかもしれない「バッテリー上がり」
今回は、トヨタ・ヤリスクロス ハイブリッド車でバッテリーが上がってしまった時の対処方法と、
再発防止のポイントをわかりやすくまとめました。
いまは駐車中にも常時録画可能なドラレコなどが当たり前になり
バッテリーをたくさん使用することが多くなってきました。
突然のトラブルにも落ち着いて対応できるように、ぜひこの記事をブックマークしておいてくださいね!
ヤリスクロス ハイブリッドのバッテリーってどうなってるの?
ヤリスクロス ハイブリッドには、実は2種類のバッテリーが搭載されています。
駆動用バッテリー(高電圧):モーター走行用
補機バッテリー(12V):エンジン始動や電装品用
今回トラブルになるのは主に**補機バッテリー(12V)**のほうです。
このバッテリーが上がると、エンジンがかからない、スマートキーが反応しないなどの問題が起きます。
バッテリーが上がったかも?こんな症状に注意
以下のような症状が出たら、バッテリー上がりの可能性大です。
スマートキーでドアが開かない・反応が鈍い
メーターやディスプレイが点灯しない
「READY」マークが点灯しない
ヘッドライトや室内灯が暗い、もしくはつかない
こんなときは慌てず、以下の対処法を試してみましょう。
バッテリーが上がったときの対処法
その1:ジャンプスタートで復旧する方法
自宅や出先でバッテリーが上がった場合、ブースターケーブルと救援車(12Vバッテリー搭載車)があれば、自分でも復旧が可能です。
手順:
①ボンネットを開けて、補機バッテリーの「+端子」にアクセスします
ボンネットを開けるには、まず運転席側のステアリング下、ETC差し込み口の真横にあるフックを上に引きます。
②フックを引くとボンネットがボンッとわずかに上にあがった音がすると思います。
ボンネット正面に移動して、正面から少し空いた隙間に指を入れ下の写真のロックを左にスライドさせると
上に開きます。
③ボンネット裏についているボンネットステー(つっかえ棒)を斜めにたてかけ固定します。
④ボンネット向かって右側にあるヒューズボックスのカバーを外します。
が、焦っているとなかなかカンタンには外れません。
カバーの側面に3か所ある爪を押しながら外します。
この写真の爪がそれぞれの面にあります。
⑤カバーを外すとこうなっています。
⑥ヒューズボックス内の救援用端子のカバーを開けます。
⑦こちらも焦っていると開けにくいかもしれませんが、奥の方を押さえながら開けるとカパッと開きます。
⑧ここまできたらブースターケーブルの登場です。
救援車の「+端子」と自車の「+端子」を赤いケーブルでつなぎます
救援車の「−端子」と、自車のボディ(未塗装の金属部)を黒いケーブルでつなぎます
救援車のエンジンを始動
ヤリスクロスのパワーボタンを押して「READY」表示が出たら成功!
✅ ケーブルを外す順番は、つけた時の逆順で。ショートを防ぐためにも大切です。
⚠ 注意:駆動用バッテリーに直接触れないようにしましょう。感電のリスクがあります!
週に1回はエンジンをONにして15〜30分ほど走行またはアイドリング
長期間乗らないときは、バッテリーを外すか充電器を使う
ドラレコやセキュリティ装置の待機電力にも注意
定期点検時にバッテリーの電圧チェックを依頼する
いざという時に備えて持っておくと安心なアイテム
- ブースターケーブル(しっかりした長さ・太さのもの)
- モバイルジャンプスターター(最近はコンパクトで使いやすい)
- 懐中電灯(夜間対応に)
- 軍手・ウエス(安全対策と後片付けに)
まとめ
ヤリスクロス ハイブリッド車も、補機バッテリーの上がりには注意が必要です。
「スマートキーが効かない」「READYが点かない」=バッテリー上がりかも?
ジャンプスタート or ロードサービスで対処可能
普段の予防と備えがトラブルを未然に防ぎます!
いざという時に慌てないように、この記事が役立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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